「ポロンちゃん」のお話

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人生って、たくさんの方との出会いがありますね。

学生の頃もそうですし。社会に出てからはもっと広がります。
私は、何度か転職していることもあり、たくさんの方に出会うことができました。
皆さん、それぞれ色々な思いや目標をもって仕事をしていらっしゃいます。

「部下はみな一生懸命仕事をしている。しかし、なぜかいつも後手後手でうまくいかない。なんとか部の成績を上げたい。」という事業部長や、

「女性ばかりの部署で、グループリーダーを数年やってはきているけれど、ひとつ年次が違ってもなかなか気持ちが通じていない。もっとしっかりと全員をまとめて、課の統制をとっていきたい。」という女性リーダーの方。

「課長に昇進したものの、自分の専門分野ではない。課長としてどう課員を動かしていけばいいのか分からない。」という課長さん。

「毎月、目標未達が続いている。なんとか黒字化し、会社を存続させなければ。」という社長さん。

他にも転職に関すること、家庭のことなど、みなさん様々な実現したい姿をもっていらっしゃいます。

そうして長年沢山の方と接するうちに、わたしは、あることに気づかされました。

思い描いている「あるべき姿」を実現できる人と、出来ない人との違い。「成功する人」と「成功しない人」との違いです。

以前、不思議な課長さんがいました。特別要領がいいわけでもないのに、課のみんながうまくまとまっていて、いつも月間の目標はクリア、人気者の課長さんでした。

逆に、理路整然として、なんでもそつなくこなしている課長さんは、なんとなく周りとギクシャクして、課の成績も、いつもいまひとつでした。

何故?

考えて、気づいたこと。それは、「感謝の気持ち」「感謝の心」というものが、実はとても重要なんじゃないかということなんです。

その人気者の課長さんは、いつも打合せでこういっていました。

「いやー、みんなありがとう!」

自分の胸をこぶしでたたきながら、そう言っているんです。クレームも敏感に察知して窓口に駆けつけていらっしゃいましたが、課のリーダーの方々との打合せでは、「いや、僕みんなにいつも助けられてる。ありがとうっ!」なんて、ちょっとおちゃめに、でも真剣にそういっているんですね。電話もお昼の交代の時なんかは率先して取っていて、「こんなに沢山の電話。ありがたいねっ!」と言っていました。ステキな課長さんです。
部下の方々も、おもしろがって、「いやー、みんなありがとー!」と胸をたたいて、ご本人を目の前によく真似をしていました。毎月厳しい目標があるにもかかわらず、日中にいつの間にか数字が出来ていて、残業予定がなくなくこともしばしばでしたね。

「感謝」で心が満たされている方は、不思議なほど、身の回りに「いいこと」「素適なこと」が起こっていらっしゃるように思います。
その課長さんもそうでしたし、他に、例えば身近なところでは、タクシーの運転手さんとか。たまたま、目の前でお客さんをおろしたタクシーに乗ると、とっても親切な方だったりすることって、結構あります。で、自分が降りた後、またそこに次のお客さんがいらしたりして。ついてる運転手さんだなぁって、思います。

こんな風に、これまで出会った沢山の方々が、「ありがとう」という感謝の心の大切さを気づかせて下さいました。

でも、この課長さんのようには、なかなか素直にストレートには言えないということが、現実には沢山あるように思います。いつも近くにはいるけれど、それが普通になっていて、なかなか「ありがとう」を伝えられないということが。

あの日、さみしそうな姿をしていた友達に、彼女が悩んでいることには、自分はなにもしてあげられないんだけれど、「でもね、あなたがいてくれるだけで、どんなに私は支えられていることか。あなたがいてくれるだけでありがたいんだよ。いつもいてくれてありがとう。」と、あの時、その気持ちを伝えるだけで良かったんだと思うことがあります。

父や母の年々小さくなっていく姿を見て、「ああ、本当にありがとう。これまで私を育ててくれて、今、人の親になって、どんな思いで私を育ててくれていたのか、ほんの少しだけだけどわかるようになりました。ありがとうございます。」と。

物心ついた頃には、もう寝たきりだったおばあちゃん、私のことをどんな思いで見て、話しかけてくれていたのかを、息子の祖母となった母の思いをきいてはじめて知りました。あの頃は小さくて想像することすらできなくて。おばあちゃん、おじいちゃん、ありがとうって伝えたいんだけど、もう伝えることはできなくて。

もしも、素直に、「ありがとう」が言えていたら、もっと、幸せな温かな気持ちで生きていってくれたのかもしれない、と、思います。

伝えよう。近くのあの人にも。遠くのあの人にも。

世の中って感謝することで、とてもあふれているんですね。

OL時代、私を支えてくださった、沢山の上司・先輩・後輩の皆さん。
学生の頃からずーっと、私を支えてくれている友人たち。
たまに、ものすごい剣幕でけんかしてしまう夫。
  (夫曰く「あれば喧嘩じゃない。説教だ。」とのことですが・・・。(笑))
毎日、ステキな素適な笑顔をたくさんくれる3歳の息子。
何やらむにゃむにゃ、言い始めた3ヶ月の娘。
そして両親。

伝えられる人たちが沢山います。
あふれる「ありがとう」のこの気持ちを、さりげなく伝えられる『何か』が欲しいと思いました。

今、世の中には、たくさんの「ありがとうグッズ」がけっこうあるけれど、これまでの癒し系の「ありがとう」とはちょっと違う、元気な「ありがとう!」を伝えられるものがあったらいいなぁ!
ということで、この「ポロンちゃん」カードをつくりました。

いろんな場面で、たくさんの方々へ「ありがとう!」という感謝の気持ちをお伝えしていきたいです。

先ずはそうですね。子供や両親、友人、上司先輩・後輩。本当にたくさんの皆さんへ。

夫には、どうしましょ。いつ伝えようか。う~ん、そうは言っても、これがなかなかタイミングが。わざわざ突然言うのはどうも・・・。

でも、ありました、そのタイミング。

昨年、2007年6月29日、私はついに○○才になりました。
いつもとは違う、ちょっとかしこまったレストランを予約して、夫はお祝いしてくれましたが、そのお祝いの席で思ったんです。
「なんだかいつも、こうして夫にお祝いしてもらうのが当たり前~と、思っているけれど、こうしていつも平和(?)にいられるのも夫のおかげ。息子のおかげ。そうだー、家族のおかげなんだなー。」と。

ありがたいことです。いるのが当たり前と思っているけれど、この状態が、この「いつもいてくれる」ということがとてもありがたいことなんです。
と、したときに、お誕生日って、「生きる」ということにおいて、その人が「いる、存在する」ということの根源というか、一番「要(かなめ)」となる日なんですね。自分の誕生日に気づくのもなんなんですが、お誕生日って、これまた、ものすごいタイミングですね。


「ありがとう」カード

  サイズ 100mm×148mm

    ☆紙素材は、アラベール スノーホワイト
    〔ECF(無塩素漂白パルプ) 100%〕
   ☆インクは、大豆インク
   ☆裏面は、白無地
    
 
 
 

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